視界にゴマや虫?飛蚊症で注意すべき4つの症状
「半年前からゴミが視界に見えて、白い壁にあるように見える。数は増えても減ってもいない」
「虫みたいな物が飛び始めて、最近数が増え、視界も欠けてきた気がする」
この2つの症状は、いずれも飛蚊症ですが、2つ目は特に注意が必要で、速やかに眼科受診をする必要があります。
この記事では、問題のある飛蚊症と、そうでない飛蚊症について解説します。飛蚊症が出ている方はもちろん、そうでない方も将来起こりうる症状なので一読されるのをおすすめします。
この記事でわかること
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飛蚊症とは
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問題のない飛蚊症の症状
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気をつけるべき飛蚊症の症状
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飛蚊症とは
問題のある飛蚊症とそうでない飛蚊症を解説する前に、そもそも飛蚊症とはどんなものなのかを解説します。
飛蚊症は、イラストにあるように、視界の中にゴマや虫などのように見える黒い点を言います。
飛蚊症の原因はさまざまありますが、多くは硝子体という目の中の濁りで、その他に目の病気などが挙げられます。
問題のない飛蚊症とは
飛蚊症の多くは「生理的飛蚊症」です。
これは目の中の硝子体という、透明なゼリー状の物質が年齢とともに変化し、濁りがでてきます。この濁りを飛蚊症として感じます。
食べ物のゼリーをイメージしてもらえば分かりますが、ゼリーの中に果物があってもなかなか動きませんよね。
もちろん、硝子体は変化しますし、目は動きますから、その濁りもどこかに消えてなくなることもあります。逆に消えてなくならないこともあります。
2週間から1ヶ月くらいで消えることもあれば、半年やそれ以上続く場合もあります。個人差があります。
このように、生理的飛蚊症の原因の濁り自体は悪いものではないので、気にしなくて良いということになります。
気をつけるべき飛蚊症とは
しかし、気をつけるべき飛蚊症も存在します。
では、どんな飛蚊症に気を付けて欲しいかですが、
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新たな飛蚊症が現れる
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数が増え、数えられないくらい存在する
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視野が欠けて見えない部分が現れる
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メガネを使っても見えづらくなる
などです。この場合は網膜に裂け目ができていたり、網膜自体がはがれてしまっている恐れがあります。
これらの病気は特殊なレーザー治療をしたり、手術を行う必要があります。できるだけ速やかに眼科を受診し、特に視力が全く出ない場合は緊急で受診が必要です。
飛蚊症は誰にでも起こりえます。その時に適切な対応ができるよう、皆さまの参考になれば幸いです。
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