「目専用のシャンプー」で目を清潔に保つ
スマホやポータブルゲームをする人が増え、ドライアイを感じるようになった人も増えたように感じます。さらに、このコロナ禍で在宅勤務で、パソコンでの会議などが増えて画面を見る時間が長くなった人もいるのではないでしょうか。
そこで、最近ガイドライン(参考文献1)も発表されたマイボーム腺機能不全(MGD)という、ドライアイの原因になる目の病気が注目されています。
その治療方法の一つとして、リッドハイジーンという方法があり、Twitterで紹介したところ、かなりの反響があったのでここで詳しく解説します。
反響のあったツイート↓
マイボーム腺機能不全という病気について
マイボーム腺機能不全という病気は、何らかの原因によって、涙を出す涙腺の一つであるマイボーム腺の機能が低下したり、逆に機能が亢進したりする病気です。
この病気は加齢に伴って増えるとされていますが、最近では若い方でも見られており、スマホやパソコン、コンタクトレンズも発症に関与しているかもしれません。
このマイボーム腺機能不全は、涙を出す涙腺の異常であるため、涙が十分ではなくなり、ドライアイの症状が出る場合があります。
ガイドラインでも、マイボーム腺機能不全の症状は、
・目がゴロゴロする
・目が乾いた感じ
・ギューと押されている感じ
・涙が出る
などの自覚症状が紹介されています。その他にも、タピオカサインという脂の塊が見られることもあります。
hindawi.com/journals/joph/…
マイボーム腺機能不全を自宅で改善する方法
マイボーム腺に対しては目薬を投与したり、圧迫することで詰まりの改善を図ったりします。これらは眼科医の判断になるので、今回の記事では自宅でできる方法を2つ紹介します。
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